こんにちは、Mamishです。
早いもので、私がハワイに住むようになって丸5年、6年目に入りました。
この5年間で、ハワイでの(またはアメリカでの)生活ってこんな感じなんだぁ~って思ったことをシェアしたいと思います。
皆さんに必ず「へぇ~!」って言わせます!(笑)
お茶でもすすりながら気楽に、ゆっくり読んでくださいね。
今後、ハワイやアメリカに移住したいと思う方がいたら、是非参考にしてください。
いいとこ、イヤなとこ、感じ方は人それぞれだと思うので、あえて分類はいたしません。
ではでは、Let’s get started!
ハワイ(アメリカ)ってこんなとこ
●人々がとてもフレンドリー
皆さんもご経験があると思いますが、初対面のスーパーの店員さんが、さも旧知の間柄であるかのように接してくれて、ドギマギしてしまうことがあります。
通りすがりの人に笑顔で Hi! って言うのも言われるのも、さすがにもう慣れました。
ただし、フィリピン系を除くアジア系の方々には通用しないこともあるのでご注意を!
●まだ使えるものはごみではない
最初に住んだアパートにデスクがなかったので、大家さんに勉強するためにデスクが欲しいと申し出たところ、数日後かなり年季の入った中古のデスクが設置されました。
道路わきに大型ごみを捨ててあるのをよく見かけますが、持ち帰っても誰も何も言いません。実際、我が家にも保護されてきたいくつかの置物がさも自分の家のように堂々と鎮座しています。
回収業者もモノが減ったほうが好都合なのかも。
●郵便物・配達物の配達予測がつきにくい
日本からの郵便物も、日本への郵便物も1週間で届くこともあれば1ヶ月かかることもあります。担当者の気まぐれなのか、はたまたシステム上の問題なのか・・・
友人は、日本の家族からの食材などの荷物はかなりの確率で開箱されているそうです。食材を送るときは規制が厳しいので、特に注意が必要です。
●企業への電話はたいてい自動音声
日本でも、自動音声で番号をプッシュするタイプの電話応対が増えてきましたが、こちらではまぁまぁてこずります。
「担当者にお繋ぎします。そのまましばらくお待ちください。」から数10分・・・人間、辛抱が大事。
時には「個人を認識するためにあなたの声を登録します、次のように復唱してください」と言われることがあります。
でも何度聞いてもなんて言ってるのかわからず復唱できず、しかも発音の悪さも重なって「あなたの声を登録できませんでした」なんていう残念な結果になることも・・・シュン…
●スーパーの陳列棚、奥が新しいとは限らない
日本では商品陳列の際、古いものを一旦取り出して新しいものを奥、古い商品を手前に並べるというのが通例ですが、こちらではそうとも限りません。
新しいものからどうぞ!っていう、ある意味サービス精神なのか?
●スーパーで会計前に袋を開けて食べてしまう
日本では考えられないことですが、こちらでは結構みんなやっています。見かけても、決して通報しないでください(笑)
ほぼ空になったスナック菓子の袋をレジで会計するなんて強者もいます。
●開封後の商品でもレシートやカード払い履歴があれば返品可
日本では、正当な理由がなければ返品に応じてくれないことが多いので、これには正直驚きました。
先日は、某大手スーパーマーケットで、1/3ほど食べてしまっているパイを返品しているおじいさんを見かけました。
返品に応じた店員は、その場でゴミ箱に廃棄しました。Hmmmm
聞くところによると、返品ポリシーの緩いところでは、5,6年使用したソファーをレシートと共に持参して返品したという偉業(?)を成し遂げた人もいるとか。
●レストランではサーバーに声をかけてはいけない
「すみませ~ん!お冷ください!」って、つい言っちゃいますよね。
こちらでは、各席に担当のサーバーがいます。目で合図するか、来てくれるまで待つのが基本です。静かにそっと手を挙げるのでもいいようです。
なんか Ladies & Gentlemen な世界 (❁´ლ`❁)
●食べ残しはお持ち帰りください
かつては日本もお持ち帰りの文化がありましたが、食中毒の危険が叫ばれ始め、いつしかお持ち帰りができなくなりました。
それには、日本の企業は提供する商品についてすべての責任を負わなければならないという背景もありそうです。
こちらでは、「食べきれないほど提供はしますが、持ち帰りは自己責任で」というスタンスだと言えそうです。
●道路状況はまぁひどい!
場所にもよりますが、道路状況はあり得ないくらい劣悪なことが多々あります。
私は時々スクーターに乗るのですが、でこぼこの道を走るのは結構怖いです。しかも、交通量も多い・・・時には大きな鉄板が道路に敷いてあることがあります。
また、大雨の後などは、路面に大きな穴が開いていることがあって、気づかずに走っているととても危険です。٩(๑º﹏º๑)۶怖ぃ~
●道路の譲り合いが日常的
信号のない交差点で、暗黙の了解で見事なまでに一台ずつが、交互に譲りあいながら通り過ぎるのを見るのは気持ちいいものです。
また、譲ってくれた運転手へのシャカも忘れません。
日本でよく見るテールランプでの「ありがとう」サインはこちらではあまり見かけません。
●交通事故などが起こった時、一般市民が交通整理を始める
これは、実際に目撃したのですが、急ブレーキの音と大きな衝撃音に驚いて窓から見下ろすと、まさに自動車同士の事故。
すると、数台の車が通りすぎることなく路肩に車を停めると、ある人は事故車に駆け寄り、またある人は手慣れた様子で交通整理を始めて、絶え間ない後続車の列を見事にさばいていました。
数分後、パトカーや救急車が到着すると、役目は終わったと言わんばかりにみんな立ち去りました。
●運転免許取得が簡単
日本では、自動車教習所に通い、座学と路上講習の後、卒業検定に合格した者が運転免許センターに赴いて学科試験を受験。そこで合格して初めて自動車運転免許がもらえるという果てしなく長い道のりを歩まなければなりません。
しかも、費用は年齢×1万円というのが通説ですよね。どんだけ大雑把な概算なのか(笑)
しかし、ハワイでは基本自分で勉強、筆記試験に合格して仮免取得後、自分で路上運転の練習(免許取得者の同乗必須)、そして実地試験に合格すると免許がもらえます。
費用は全部合わせても数10ドルくらい。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
以上のことからもアメリカ生活は常に【自己責任】が問われると言えそうです。
ちなみに、こちらにもドライビングスクールはあります。
●想像以上にアジア人が多い
ハワイに、フィリピン系の方が多いのは何となく感じていました。
2023年の統計では、総人口:1,435,138人に対して、
- 白人:43.9%
- フィリピン系:25.5%
- ハワイ先住民系:22.8%
- 日系:20.8%
- 中国系:16.5%
- 黒人・アフリカ系:4.0%
- 韓国系:3.2%
これを見ると、いかにアジア系が多いかがわかります。
●エレベーターの閉じるボタン「▶|◀」はないものと思え
ハワイでは、エレベーターに乗った時、閉じるボタンを押す人がほぼいません。
日本に帰った時、押さずに自然に扉が閉まるのを待っていたら、同乗した人が怪訝そうな顔で閉じるボタンに手を伸ばしてきました。気マズ・・・
エレベーターの修理業者によると、ボタンを押しても押さなくても扉の閉まる時間に大差はないらしいですよ。
●置き配が普通
近頃、日本では再配達による配達員の超過労働が大きな問題として取り上げられていますが、こちらでは置き配が当たり前。
なので、盗難などのトラブルもよくあるようです。
●膝を組んで座るのは相手に対する敬意
膝を組んで座るとなんだか偉ぶって見えますよね。
でも、アメリカでは相手に敬意を表したものです。なぜなら、膝を組んで座るととっさに相手を攻撃することができませんね。
私はあなたを攻撃するつもりはありませんよ、という意思表示なのです。
相手が大統領だろうが、有名人だろうが、膝を組んで座っても誰も文句を言いません。
攻撃意思のないことを伝えるという点で言うと、日本ではお辞儀をしたりするとき手のひらを重ねますが、右手を下に左手を上にするのが正式らしいです。
古くから日本人は敢えて右手を利き手にするというのが通例でした。利き手を下にすることで、相手に攻撃の意思がないことを伝えるためだそうです。
今日のまとめ
今日は、ハワイに住み始めて私がへぇ~!って思ったことを皆さんにご紹介しました。
皆さんももしこのブログを読んでいて、つい「へぇ~!」って言ってしまったら、教えてください(笑)
何がいいとか悪いとかではなく、文化や習慣の違いをしっかりと知っていただくことが今回の私のブログの一番の目的です。
楽しんでいただけたら幸いです。
じゃあ、またね👋
《ハワイプチ情報》
11/26に日本もグローバルエントリープログラムに参加しました。
これによって、ハワイ(アメリカ)に渡航の際の入国審査にかかる時間が著しく短縮されます。
また、これにはTSAPrecheck も含まれているため、搭乗前の手荷物検査がスムーズになるという利点もあります。
一方、申請には戸籍謄本を含めた書類の郵送、$120の費用が必要で、面接もあってちょっと手続きに時間はかかりそうです。
頻繁にハワイやアメリカを訪れる方には朗報かも。
検討してみてね!