こんにちは、Mamishです。
今日は、カレッジ在学中に始めたお仕事についてお話ししたいと思います。
原則、留学生はキャンパス内(または学校系列の施設)でしか働くことができません。
たまに、こっそり外でやってる人がいますが、それ、違法です。((乂°∀°))ダメダヨー
移民局にバレたら即刻母国に強制送還されるそうなので、まぁやめといたに越したことはありません。
現在はONLINEで申請ができて、より簡単になってるみたいですが、私がお仕事をゲットしたときの手順を順を追ってお話ししていきたいと思います。
お仕事探し
おそらくどのカレッジや大学も独自の求人サイトを持っていると思います。
そのサイトから自分に合った仕事、やりたい仕事を見つけたら、担当者にコンタクトを取ります。
メールで履歴書を送ったり、面接のアポを取ったりというのは一般の就活と同じ。
私も、1ヶ所は In person で、もう1ヶ所は Zoom で面接を受けました。
で、Getできたのが、カレッジにあるカクタスガーデンのグラウンドキーパー。
って・・・実際には何するの⁇
SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の申請
面接に受かったからと言ってすぐに働けるわけではありません。
留学生の場合、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)というのを取得しなければなりません。
日本でいうマイナンバーカードみたいなものでしょうか???
このナンバーで個人情報がすべてわかってしまうので、管理には厳重な注意が必要です。
なので、当然簡単に取得できる代物ではありません。
まず、学校の留学生サポートセンターに行って、どんな書類・手続きが必要か教えてもらいます。
1.有効なパスポート
2.I-94 Form(直近でいつアメリカに入国したかを示す書類)
3. I-20
4. On-Campus Employment Verification (働く部署の責任者にサインをもらう)
これらを準備した上で、SSO(ソーシャルセキュリティオフィス)に電話するようにとのこと。
ドキドキしながらSSOに電話するも、まったく出てくれません。
こうなったら根くらべぢゃ!とばかりに鳴らし続けること30分、やっとつながりました。
後で聞いたんですが、ちょうどコロナ禍でオフィスでは職員が1人で対応していたとのこと。
なんか、スミマセン・・・
それでも電話口のお姉さんは親切に対応してくれて、すべての書類のコピーと志望動機を書いてオフィスに郵送すべし!と。
SSOでの面接
書類を郵送して、じっと我慢の子で待つこと約1ヶ月。
やっとSSOから電話があり、面接の日時が知らされました。
面接当日、めっちゃ緊張して行ったのにもかかわらず、郵送した書類の正誤確認と、正式な申請書の記入のみ。
「2週間ほどでカードがあなた宛てに郵送されると思うわ。帰っていいわよ、お疲れ様!」
と言ったかどうかはわかりませんが、なんかそんなノリでした(笑)
彼女の言った通り、およそ2週間でめでたくSSカードが郵送されてきました。
✧(*´꒳`*ノノ゙✧パチパチ
震える手を抑えて封筒を開けると、そこにはぺらっぺらの紙に名前と番号が印字されただけのカードらしきものが入っていましたwww
これは、きっと仮のカードに違いない!そのうちちゃんとしたのが送られ・・・
て来ない・・・どうやらこれが現物らしい。
へぇ~・・・・・(;´ー`)ノ
初仕事
いよいよお仕事開始です。
KCCにはカクタスガーデンがあるのですが、コロナで登校・出勤自粛令が出て以来、草は伸び放題、育ちすぎたサボテンの枝が今にも折れて落ちてきそうな状況でした。
私の仕事は、ズバリ!腰丈ほどにまで伸びきった雑草を片っ端から抜いていくというものでした。
その道30年以上というボランティアのSam(御ン年70代後半)と、別のコミカレに通っている男子Peter にいろいろ教えてもらいながら、手鍬を片手にいざ!!
始めてみたら、なんとこれがまぁ楽しい!
草ぼうぼうだったガーデンが、なんということでしょう~
みるみるきれいになっていくではありませんか! 気持ちィィ・・・
よし!明日からも頑張るゾ~!
・・・と思っていました。翌朝、ベッドを出るまでは・・・
まるで、さび付いたブリキのロボットのようにカラダ中がギシギシ音を立てているようでした。
頑張りすぎた~ふぇぇ:;(∩´﹏`∩);:
そういえば、Peterも「無理しないで、ゆっくりね」って言ってくれてたな・・・
ということで、それ以来自分の歳を考えて、カラダを労わりながらお仕事に励みました(笑)
出会い
お仕事を通して、たくさんの出会いがありました。
前述の、責任者Samは本当に面倒見のいい上司で、私の卒業後の心配までして、いろいろな人から情報を集めてくれるような優しい人でした。
KCCのインスタで紹介されました👇
カクタスガーデンは一般の人でも立ち入ることができ、ダイヤモンドヘッドの麓にあるため、時々観光客が立ち寄ることがあります。
仕事をしていると「Thank you for your hard work! That’s amazing!!」って言ってジュースをくれたり、
毎朝散歩に来る近所のおばちゃんが「私が作ったのよ」って手編みのトイレットペーパーカバーをくださったり・・・
*•.❥ アリガト〜*•.❥(˘͈ᵕ ˘͈❀)
出会いは人間様に限りません。
仕事の初日、休憩のためよいしょって腰掛けたら、なんか後ろ髪あたりでモゾモゾ・・・ん?と思って手で払ったら・・・
ヤツでした。そう、100本の足を持つというあの憎っくきアイツ。
恐怖で固まってしまった私は、ただただ去っていく黒光りする背中を見つめることしかできませんでした。
またある時には、掘った土の上をなにやらうごめくモノが・・・一瞬、エビ?
んな訳ないやろ~!とよくよく見てみると、それは全長3、4cmほどの「サソリ」🦂
ハワイのサソリは小さくて毒も弱いので、刺されても死に至ることはまずないそうですが、やっぱり怖い!芝生とかにも普通にいるらしいので、安易に寝っ転がらない方がいいですよ~!
そして、いたるところにいる小ぶりのG。
どうやって入るのか、時々首筋にいたりして、ギャー!!
そのGを狙ってやってくる小鳥。まんまと仕留めたら、私も一緒に グッ!( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
ところで、皆さんはハワイにはヘビがいないって知ってましたか?
そう、いわゆるあのグロテスクなヘビはいないんです。
でも、実はヘビ、いるんですよ。
Hawaiian Blind Snake
風貌はヘビというより、ミミズに近いかな?
一度だけ実物を見たことがあります。
土中に棲むため、目がないんですって。
Māʻalaea.com より
そして、忘れてはならないのが Manu-o-Kū
ハワイ語で「Manu = 鳥」「Kū = 戦いの神」
真っ白で、ちょっとハトにも似た鳥ですが、都市部にいる数少ない Native Hawaiian Bird ということで、2007年に公式にホノルルの鳥に認定されたそうです。
彼らは巣を作りません。木の枝に直接卵を産み付けます。(虫か・・・)
そして、親鳥はヒナが孵化して飛び立つまでずっと面倒をみます。
👆なんてステキな写真! (੭ु˶•ᴗ•˶)੭ु⁾⁾
後は・・・ハワイのいたるところにいるマングースですかね~?
カクタスガーデンを住処にしているファミリーもいて、よくお見掛けしました(笑)
今日のまとめ
楽しくなってつい長くなってしまいました。スミマセン…
留学生がお仕事をする上で、気を付けないといけないことがいくつかあります。
・週20時間未満しか働けない。(夏休みなどの長期休暇中は週40時間可能)
・学業成績 GPA2.0 以上をキープする必要がある。
・所得=納税の義務=Tax Return(確定申告)が必要。
・卒業前などで、セメスター内のクレジットが12に満たないと就業資格を失う。(私はHRに掛け合って働けるようにしてもらいました)
お仕事をするって、もちろんお給料をいただくことがまず第一の目的ですけど、それ以上にたくさんの学び、出会いがありました。
お仕事を通じて得ることができた知識や経験は、決してのちのお仕事に役立つとは限りません。
でも、仕事をしている姿は良くも悪くも誰かしらの目にとまっていて、思わぬ形で返ってくることがあります。
それが、知識や経験を超えた「学び」かなとも思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
じゃあ、またね👋