留学生の医療費事情 ~50代おばちゃん、最大のピンチ!!

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Halfway

こんにちは、Mamishです。

今日は、留学中に見舞われた最大の身体的ピンチについてお話ししたいと思います。

ハワイは、というかアメリカは医療費がウソでしょ!?ってくらいに高いらしいです。

なので、なるべくお医者さんのお世話にならないようにと、健康には気を付けてはいたんですが・・・

異変

ハワイに来て1年と数か月過ぎたころです。

シャンプーする時、やけに腕が疲れるな~、運動不足で腕力がなくなったかな・・・?なんて思いながら休み休みシャンプーしないといけなくなったんです。

今思うとあれがまさに前兆だったんでしょう。

単なる肩こりかと思い、日本から持ってきた痛み止めを飲みましたが・・・

次第に左肩の重だるさは痛みへと変わっていきました。

進行

普段の生活では、ちょっと左腕が挙げにくいな~という程度でしたが、ふとした瞬間に左肩から全身に駆け抜ける激痛。

息ができないほどの激痛に、数分身動きできなくなることも。

持参した鎮痛剤も底を尽き、日本に住む友人や家族にお願いして鎮痛剤やシップを送ってもらったり、

YouTubeやGoogleで症状を検索しまくって、ストレッチや体操をあれこれと試してみるも、症状は悪化する一方。

可動域はどんどん狭くなり、ほとんど上に挙げれない状態。

痛みは肩のみならず、腕から手首の方までにおよび、夜も寝られないほど・・・

異変に気づいてからすでに3か月以上経っていました。

見かねた彼(現夫)が、ワイキキの救急診療に連れて行ってくれました。

診察

シェラトンワイキキホテルの地階にあるSTRAUBへ。

レントゲンを撮っても異常なし。

いや、もうわかってますけど・・・五十肩ですもん、ゼッタイ。

一応、痛み止めを注射してもらって帰宅。

後日、ドクターに勧められた外科 All Access Ortho を受診。

診断はやはり五十肩(Frozen Shoulder)。

ドクターがいうには、まぁまぁの重症で日常生活に支障をきたしているため、手術が相当とのこと。

手術と言っても切ったり縫ったりするわけではなく、マニピュレーションといって、患部に麻酔をかけて、おりゃー!!って無理矢理固まった肩を・・・って、マジっ❓ ٩(๑º﹏º๑)۶

手術の日

最初の診察から3週間ほど経って手術の日がやってきました。

同伴者が必ず必要なため、彼が休みを取って付き添ってくれました。

YouTubeなどで事前にどんなことをするのかの知識は入れておいたので、怖さはありません。

実際にバキバキ!って音が鳴るって聞いていたので、逆に興味津々 «٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク

でも・・・患部の麻酔と共に眠くなる薬も投与されたため、気づいたときにはすべて終わっていました。

しくじった・・・

看護師か麻酔科のドクターかわからないけど、「眠くなる薬打って欲しい?」って聞かれて、ついYESって言ってしまった・・・

どうやら薬が効きやすい体質らしく、思いっきり爆睡してしまってました。ザンネン

ところで、アメリカの病院あるあるですが、ベッドの上で術前の待機中に、

「Hi!I’m ○○! How are you feeling!」って少なくとも5,6人の医療従事者が入れ替わり立ち代わり覗きに来ました。

看護師や麻酔科の医師、その他何する人かわからないけどたくさんの人が関わっているため、みんな私の様子を見に来るんです。

いや・・・もう、いいって・・・╮(๑•́ ₃•̀)╭

術後しばらくして、看護師が水を飲ませてくれたんだけど、麻酔の効きやすいカラダは気管周辺の機能まで眠らせてしまったようで、ひどくむせてしまい、結局一口も飲めませんでした。

その後、彼が迎えに来てくれて無事帰宅。

しばらくは局所麻酔が効いているため痛みは全くなし。念のため、数時間後に痛み止めを服用。

リハビリ

それから週に2回のリハビリが始まりました。

All Access Ortho と同じ建物の中にあるリハビリセンターに週2回通い、

自宅でも教えられたストレッチをやって、術後1か月のドクターの診断で無事にOKをもらいました。

最初の肩の痛みから5ヵ月経ってやっと解放されました。ヨカッタ~💦

と言っても、その頃はまだ完全復活というわけではありませんでしたが。

マニピュレーションを受けたけど、ぜんぜん肩が元通りにならなかったっていう話も聞きますが、おそらく術後のリハビリが十分じゃなかったのかなと思います。

五十肩って、原因がまだ解明されてないし、一度なったら二度とならないという不可思議な疾患なんですよね。

よし!これでもう肩の痛みとはおさらばだ!!

と、ホッとしたのもつかの間・・・

それから4か月後、今度は右肩が上がらなくなりました・・・(;´д`)トホホ

ただ、こっちは軽症で医者にかかることなく、半年ほどで痛みが消えました。

ハワイに来るとき多少の薬は持ってきていました。

肩こりと頭痛には「EVE A錠

風邪の初期症状には「葛根湯」「のどぬーる

特に持病のない私はこれだけあれば十分でした。

でも、五十肩になって、「EVE A錠」は重症の左肩にはほとんど気休めでしかなく・・・

ただ、軽症だった右肩には「葛根湯」が効きました。

少なくとも、私にはそう感じました。

日本から持参したり、友人に送ってもらった葛根湯を飲み尽くし、どこかで手に入らないかと日系のスーパーや中国系の薬屋さんなどあちこちあたってみましたが、見つけることはできませんでした。

日本から薬品を輸入するにはたくさんの制約があって、葛根湯は輸入できないんだそうです。

そして・・・気になる医療費

当時、私が加入していた保険は、学校指定の「Relation」の「Kapi’olani Community College Int’l Health Plan」というもの。

よく覚えていないのですが年間$1,000近くの保険料を払ったような気がします。

それでも、最初に診てもらった救急診療で$35

マニピュレーションを受ける前のCovid-19 テスト代として$125(実費)

All Access Ortho に支払ったのがトータル $770.51

合計すると$930超 支払った計算になります。

当時の円相場でいうとおよそ10万円くらいでしょうか。

これは高いのか?安いのか?

後日、保険会社から届いた明細にはトータルで$6,600以上の請求金額が記されていました。

保険がなかったらこんな金額支払えません。

やっぱり保険って大事!ウン(( ˘ω ˘ *))ウン

今日のまとめ

日本にいたころはほぼ病気知らずの健康体。

医療費がかかるのはせいぜい歯医者か、整骨院くらいでした。トゥチャンカァチャン (*´ー`*人)アリガトー

なので、まさかハワイに来て五十肩になるなんて予想だにしていなかった・・・

五十肩になって思ったこと

症状や、痛みの強さは人それぞれ。

五十肩になった人は周りにも一定数いて、藁にもすがる思いで経験やアドバイスを尋ねたりしても、

「大丈夫よ!ほっときゃそのうち治るから!」なんて言われると、「夜も寝られないくらい痛いのにわかってくれない・・・」なんて悲しくなることもありました。

それでも、薬やシップをわざわざ日本から送ってくれた友人や家族

眠れずに夜中起きだすと、心配して一緒に起きて腕をさすってくれた彼

心から感謝です。(๑ ॣ•͈ٮ•͈ ॣ)♡アリガトゥ

人の痛みって、正直他人にはわかりませんよね。体だけでなく心の痛みも・・・

でも、自分の尺度で考えるんじゃなくて、苦しんでいる人に寄り添うだけで、痛みが少し軽くなることだってあるんです。

100% わかることはできなくても、話を聞くだけで誰かの助けになることもあるんです。

私も、そんな寄り添える人になりたいなと思いました。

ちなみになんですが・・・All Access Orthoのドクターから聞いた話によると、五十肩ってアジア系の女性に特に多いんですって!

もちろん欧米人や男性もかかりますが、圧倒的にアジア系女性が多いそうです。

DNAの関係かな~ってドクターが言ってました。実に興味深い・・・|・`ω・)フムフム…

おかげさまで、あれ以来病気やけがでドクターのお世話になることはなく、元気に過ごさせてもらっています。

元気!元気!元気があれば何でもできる! By アントニオ猪木

じゃあ、またね👋

そうだ!こんなの見つけました👇

DNA検査で五十肩になりやすいかどうかわかるかも・・・知らんケド

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