こんにちは、Mamishです。
私は、日本の普通自動車の運転免許を持っていません。
その代わり、原付の免許は16歳になってソッコー取りに行きました。
なぜなら、先日の投稿でご紹介した私の実家、通っていた高校から10Km以上あります。
私の高校は、校則で通学距離7Km以上の場合、原付での通学が認められていたんです。
どんだけ、田舎なん・・・
実家がちょっとした高台にあるため、自転車での通学は、行きはよいよい、帰りは怖い・・・
登校はおよそ30分、帰宅には1時間半かかっていました。
帰宅時の上り坂で不審者に待ち伏せされたという怖い経験もあり、許可が下りてすぐに原付での登校に変えました。
自動車免許は?と聞かれると耳が痛い・・・
きっかけを逃したまま、いつしかまぁいっか・・・ってなったしまった次第で。
子どもたちには、私が免許を持っていないことで、ずいぶん辛い思いをさせたと思うと、今でも時々胸が痛みます。
そんな私が、ハワイで運転免許取得に挑戦したその一部始終をお話しします。(そんなタイソウな話ではございませんが・・・)
どうやって勉強したの?
日本の運転免許取得システムとはずいぶん違って、ハワイはまぁEasy!
必要書類を持って、運転免許センターに行って、試験を受けて30問中24問正解すれば、もう仮免許取得!!
私は アロハタウンネット というウエブサイトで勉強しました。
問題AからIまで、計171問あるのですが、実際の問題はほぼこの問題の中から出題されます。
なので、私はすべての問題を正解するまで何度も何度もやりました。
とはいえ、この中にはない問題も数問出題されます。
もっと詳しく知りたい方はこちらのホームページでしっかり勉強すると良き!
試験は日本語と英語から選べますので、日本語で受験できてとっても安心!
私が受けた時は、
運転者が携帯電話やその他のモバイルデバイスを運転中に使うもっとも安全な方法は以下のどれか。
- 両手でハンドル操作ができるようハンズフリーの機器を使うことである。ただし、18歳未満の場合を除く。
- いつでも簡単に使えるように携帯電話やiPodを手近に置いておく。
- 電話に出る前に番号を確認する。
- 上記のいずれも不正解
この問題が出題されたのを記憶しています。この問題は上記の171問にはありませんでした。
お分かりとは思いますが、4が正解。(1って思った人、ザンネン!)
ハンズフリーでの通話ならいいじゃん!と思いますが、「走行中の通話はやめましょう」とされています。
受験に必要な書類をそろえよ!
きっちり勉強を終えて、準備万端になったら、受験に必要な書類をそろえます。
- SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)・・・持っていない場合はソーシャルセキュリティオフィスに行って、SSNの発行を拒否された旨を記した書類(Denial Letter)を発行してもらう必要があります。
- アプリケーション(ハワイ州運転免許申請書)
- ハワイに合法的に滞在している証明書(I-20など)
- 現住所を証明する書類(自宅に郵送された公共料金の請求書・TAXリターンの書類・賃貸物件の契約書などから2部)
- パスポート
- 受験手数料・・・たしか$2~3だったと思います。
- 仮免許発行手数料・・・$5
- 本免許手数料(発行される免許証の有効期間にによって違う)※
※発行手数料は有効期間が2年または72歳以上の場合:$10
有効期間が4年または18歳〜24歳の場合:$20
有効期間が8年または25歳〜71歳の場合:$40
運転免許は2種類
運転免許には2種類あります。
〇連邦基準の身分証(いわゆるリアルID)として認められる運転免許証
アメリカ国内線に搭乗するときのIDになります。また、ハワイ州以外でもIDとして使用できます。
ただし、留学生の場合、I-20の有効期限が運転免許証の有効期限になるので注意が必要です。
この免許証にはハワイ州の場合、右上のハワイ諸島の図柄に★マークがつきます。
〇連邦基準の身分証(いわゆるリアルID)として認められず、運転目的のみに使用される運転免許証
こちらの免許証は、IDとしては使用できず、運転時のみの使用になりますが、有効期間はビザで滞在している場合は、ビザの有効期間となります。
受験をネットで予約
すべての準備がそろったら、いよいよ受験です。ドキドキ・・・
AlohaQ というサイトから予約できます。
ただし、ワイキキから一番近いカパラマの運転免許センターは、数か月先まで予約が取れないこともあります。
そんなに何か月も待てない!という方は、早朝から予約なしで並ぶこともできますが、何時間待つことになるかはあなたの運しだい!
以前、更新で並んだときは朝8時のオープンに6時に到着するも、すでに10人近くが並んでいました。
受験当日
必要書類とキャッシュを持って、いざ出陣!(カードも使えるようですが念のため)
予約をしていても、勝手に建物の中に入ることはできません。
予約をしている人、していない人それぞれ別のラインに並びます。
係員が予約の有無・氏名・理由を聞いてチェックして回ります。
名前を呼ばれたら、オフィスの中のシートに座ってさらに待機。
自分の予約番号と窓口番号が告げられ、いよいよ手続き開始です。
すべての書類が完璧にそろっていたら、視力検査。
日本のと同じかな?双眼鏡みたいな機械をのぞき込むヤツ・・・
そして、窓口で写真を1枚撮られます。
そして、別の窓口で再度呼ばれ、別室に通されて受験開始。
問題の冊子と解答用紙が渡されます。問題は英語版と日本語版を選択できます。
時間制限はありません。
終わったら、速やかに部屋をでて、窓口に解答用紙と問題の冊子を渡すと、その場で窓口のお姉さんが正解をチェック。
「全問正解よ!」と笑顔で伝えられた時のうれしさと言ったら!(ง •̀_•́)ง ヨッシャー!!
受験後・・・
別の窓口で呼ばれ、指紋の採取が行われます。
また、提示された自分の名前や住所などの情報に誤りがなければ、サインをします。
このサインが実際に自分の免許証に記載されます。
そして、免許証用の写真を再度パチリ!
簡易の紙でできた仮免許を受け取って、スキップしながらオフィスを後にしましょう。ルンルン🎵
ちなみに、ちゃんとした仮免許(permit)は1~2週間で自宅に郵送されます。
もしも、この時合格できなくても1週間後に再度挑戦できます。
自動二輪の運転免許
そんなこんなで、頑張って取得した仮免許ですが、彼が持っているのはアメリカ人大好きの大型トラック・・・
数回運転させてもらったものの、やっぱり怖い。
以前、ウィスコンシン州に行ったとき、彼の弟さんの普通車を運転させてもらったんですが、まぁ楽しかった!
ハワイと違って車も少ないし、のどかな風景の中、信号の少ないまっすぐな道路を運転するのは気持ちよかったです。
でも、ハワイはあまりに車が多すぎて・・・しかもクレイジードライバーが多すぎる!
結局、自動車免許は仮免どまり。
その代わり、日本でいう自動二輪の免許を取りました。
自動二輪の試験は、日本語では受けられません。英語のみです。
同じようなプロセスを経て受験し、2,3問間違えたらしいですが、めでたく筆記試験合格。
まもなくして、彼の125ccのスクーターで実地試験を受けました。
受験した日は私ともう一人の男性のみ。
コーンで作られたくねくね道や、渦巻き状の道。
直線コースで思い切りアクセルをふかして急ブレーキ。
私は、アクセルのふかし方が十分ではなかったようで、スピードが足りなかったのか、「もっぺんやってみ!」と言われ、再度挑戦。
減点にはなったものの何とか、無事★付き自動二輪の免許を取ることができました。٩(ˊᗜˋ*)وィェーィ♬*゜
今日のまとめ
日本で運転免許を持っている方は、日本領事館で必要書類をもらって、免許センターで申請すれば、筆記試験も路上試験も免除されるそうな・・・イイナ~
ちなみに、日本でいう原付、アメリカではモペッドと言いますが、運転するには最低でも仮免許(permit)が必要です。
昔は無免許でも運転できたらしいのですが、今は無免許だと検挙されますのでご注意を!
また、モペッドは二人乗り厳禁です。みんなやってますが・・・
私たちは3度おまわりさんに注意を受けました(笑)
最近、ニュースでスクーターやモペッドでの死傷事故が多く報道されています。
そのたびに「被害者はヘルメットを着用していませんでした」と報道されます。
ハワイでは、モーターサイクルの運転にヘルメット着用は義務付けられていません。
しかし、あまりにノーヘルでの死亡事故が続くと、いつか義務付けられてしまうのではないでしょうか・・・
今日は、50代にして初めて運転免許取得に挑んだ私の体験談をお話ししました。
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あ、”いいね!ボタン”なかったわ!(笑)
じゃあ、またね👋
おまけ(ハワイ・プチ情報)
カピオラニ公園とホノルル動物園の近くにある、皆さんご存じのワイキキシェル。
各種コンサートやキロハナフラショーなどが開催されていますが、
今年10月から来年3月までの半年間、大規模改修工事のため閉鎖されるそうです。
半年もかけての改修なので、完成が楽しみですね💛