こんにちは、Mamishです。
あこがれの常夏の島・ハワイに来てもう5年。
「晴ぁれた空ぁ~そぉよぐ風ぇ~・・・」デイサービスで踊ったな~ナツカシイ…
朝は、さわやかなそよ風とチョウショウバト(Zebra Dove) の鳴き声で目覚め、
昼は、風になびくヤシの木の向こうに、真っ青な空、白い雲、どこまでも広く青い海を眺め、
夜は、キラキラと輝く夜景と波の音に包まれて眠る・・・・
そんな夢の島、ハワイ
・・・のはずだった・・・
今日は、最近私が思うハワイについて、ちょっとお話ししてみたいと思います。
ちょっと真面目なお話。
ハワイを愛してやまない人にはちょっと面白くない話かもしれません。が、これが現実。
路上生活者の増加
当然皆さんご存じとは思いますが、ハワイは路上生活者がほんとに多い。
”常夏”という気候条件が彼らに路上生活を許しているのは当然理解できることとはいえ、
昨年のアメリカ連邦政府の発表によると、過去1年間の路上生活者の人口が最も増加したのがハワイ州だそうです。
今年1月時点で、オアフ島のホームレス人口が前年比11.6%増の4,494人、うち62%がシェルターではなく路上に生活しているんだとか。
確かに、以前より増えている気がする・・・
コロナパンデミックもあり、職を失って路上生活を余儀なくされてしまった方たちも多いとは思います。
それにしても多すぎる。
数年前に、水路と車道に挟まれた細い歩道を歩いていて、前方からブツブツと何か言いながらよろよろとやってくる若い男性のホームレスに気づきました。
目を合わさないように下を向いて通り過ぎようとしたら、私の通行を阻むように右、左と立ちふさがり、なんかワーって叫んで私の肩を突き飛ばして去っていきました。
よろめきながら「Sorry!」って言って、すり抜けるようにして足早にその場を去り、なんとか平静を装ってはいたものの、心臓はバクバク、膝はガクガクでした。٩(๑º﹏º๑)۶怖カッタ~
後から思うと、なんで私が謝ったんだ?(笑)
でも、それ以来ちょっとトラウマ。
怒ったように奇声をあげてずっと騒ぎ立てている男の人。
「おつりない?1ドル、いや25セントでいいんだけど」とスーパーの近くでお金を要求してくる人。
白昼、堂々と路上で用を足す女性。
救急隊員に連行されていく高齢の路上生活者。
バス停や通路を占拠して、通行を妨げている人たち。
時々、ポリスが来て立ち退きさせられているのを見かけますが、早い時には数時間で彼らは戻ってきます。ほんと、イタチごっこ。
彼らは、たとえシェルターに空きがあったとしても、それを望まない完全自由人たち。
政府もいろいろと策を講じてはいるようですが、追い付いていないのが現状。
あまりに増えるので、よその州から片道チケットだけ渡されて大量に送り込まれている、なんていう都市伝説まで実しやかに囁かれています。
ハワイの経済問題が大きな要因ではあるとしても、ドラッグなどで自身を見失っている人もほんとに多いと思います。
これは Hawaii Loversにとっては非常に深刻な問題の一つです。
事件・犯罪の増加
毎日、TVで事件や事故のニュースを見ない日はありません。il|li╭( ๐_๐)╮il|liガックリ…
最近ではMililani で19歳の男が16歳の少年を刺し、男は逮捕、少年は重体。
Ala Moana Center の2F駐車場で、銃撃事件。殺人事件として捜査中。
Waipahuでも銃撃事件。10代の少年を含む3人が銃で撃たれ、犯人は逃走。
また、今年の3月にはManoa の高級住宅に住む日系人の旦那さんが日本人の奥さんと3人の子供たちを刺殺して、自らも命を絶つという悲しい事件もありました。
自営業を営んでいた旦那さんが、コロナ以降金銭面でかなり厳しい状況に追い込まれていたようで、家賃の未払いで裁判沙汰になっていたのだそうです。
・・・などなど、未遂や軽犯罪を含めるときりがありません。
友人同士の口論の末とか、何か恨みがあっての犯行とかより、一番怖いのが、無差別犯罪ですよね。
少し前に、若い中国系の女性教師がAla Moana Centerの周辺で何らかの劇薬をかけられて重症を負うという事件がありました。
また、これは皆さんも記憶に新しいかもですが、何年か前にKaka’akoの公衆トイレで日本から旅行で来ていた夫婦が襲われ、旦那さんが重傷を負い、奥さんも首を絞められて失神するという事件がありました。
このご夫婦は海外旅行保険に加入してなかったそうで、900万円もの高額医療費を請求されたため、応急処置だけ受けてなんとか翌日日本に帰国したそうです。
それでもハワイの病院から約750万円の請求が来ましたが、ハワイで被害にあった旅行者をサポートするNPO法人VASH(Visitor Aloha Society of Hawaii)によって寄付金が集められ、数100万円の支援を受けることができたそうです。
身近なところでは、私がいつも利用しているヘアサロンの美容師さんがクルマの窓を破られて、財布・スマホ・免許証など貴重品すべて盗られました。
すぐさまクレジットカードを停止したものの、時すでに遅し。まぁ、のちにカード会社から全額返金してもらえたそうですけど。ヨカッタ~
また、犯人は銀行にも現れたそうですが、警備員が本人の顔と免許証の写真が違うことに気づいて、銀行取引を阻止したんだとか。
しかし、銀行の窓口係がなぜ先に気づかない??? それとも窓口係が警備員に目配せでもしたのか???
スマホは、盗難にあった時、データが全部消える設定にしていたそうですが、
その後、スマホの追跡をするとすでにメインランドにあったんだって。
彼女は、いろいろ事情聴取を受けた後、警察による犯人の追跡を断わったそうです。
なぜなら犯人は彼女の個人情報をすべて知っているから、仮に窃盗で逮捕されたにせよ数年で釈放されたら、その後が怖いと。まぁね、わかるよ、でも・・・
置き引きはハワイでは日常茶飯事。
NICB(全米保険犯罪局)によるとアメリカ国内では32秒に1台の車が盗難被害にあっていると言われているくらい多いそうです。
先ほどの無差別犯罪にしてもそうですが、どんなに本人が気を付けていてもどうしようもない部分はあります。
こんなんじゃ、おちおち街を歩けない😢
物価の上昇
ホノルルの消費者物価指数によると、2024年3月時点での食料品の価格は、昨年同月と比較して4.4%上昇、家庭で消費する食料品は2.2%、外食費は7.4%上昇しているそうです。(ESTA U.S. Customer)
また、ホノルルは全米で15番目に物価の高い都市だそうな・・・
外食をあまりしない我が家では、会員制のスーパーで1週間分の食料や日用品をまとめ買いして、基本何かを作って食べることが多いです。
それでも、日ごろ買っている商品が値上げされているのを見ると、ちょっとショック。∑(O_O;)ショック!!
また、Taco Tuesday といって、Monsarrat にあるSouth Shore Grill では毎週火曜日に一部のタコスがなんと半額!! 彼の友人も一緒にもう5年ほぼ毎週のように通っています。
マックはアプリを利用してポイント貯めたり、お得なサービスを使ったり・・・
工夫をしなければ、生活費は半端なく高くなります。
最近はバスを利用することは滅多になくなってしまいましたが、The Bus の料金は2年前に25セント上がって$3 になり、ワンデーパスは$7.50 になりました。
そして、ガソリン・・・全米のガソリン価格の平均は1ガロン$3.49に対して、ハワイ州の平均は1ガロン$4.75と1ドル以上も高いそうです。(楽園ハワイと私)
日本の物価も上がる一方だけど、ハワイも同じ。
ほんと、なんとかなりませんかね~?⁽⁽ ƪ(๑⁰᷄д⁰᷅๑)ʃ ⁾⁾ ヤレヤレ
今日のまとめ
Hawaii Lovers にとったら非常におもしろくないトピックになってしまいました。
しかも、長っっ!! はい。すみません。
一時は100万人を超える人々が住んでいたオアフ島ですが、コロナ禍や物価の高騰などによりメインランドに引っ越す人々が増えたらしく、今では100万人を切っているそうです。
にも拘わらず、路上生活者の人口や事件・犯罪の発生件数は増える一方・・・
危険を回避するためにも、自分でできる対策はしないとね。( ・∀・)=oアンパーンチ
・夜間や、辺鄙なところでの単独行動を避ける。
・高級なバッグやアクセサリーを付けて外を歩かない。(特に日本人観光客はいいものを身に着けている人が多く、ターゲットにされやすい)
・バッグや貴重品から片時も目を離さない。
・路上生活者から声をかけられても相手にしない。
そして、自分は大丈夫って決して思わないことです。
夢の島・ハワイがこれからもずっと人々のあこがれの地でありますように (*˘︶˘人)
じゃあ、またね👋
追記
なんだか暗いニュースばかりをお伝えしましたが、それでもやっぱりハワイが好き!!
いろんなワクワク・ドキドキを用意して、ハワイが皆さんを待ってますよ~!
たとえば、こんなのとか👇((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*。ワァ〜♥︎