こんにちは、Mamishです。
今日は、学生時代を振り返り、私が相当苦労したエッセイの書き方についてシェアしたいと思います。
一番最初に入ったESOLと次のESLのクラスでイヤというほど叩き込まれまして・・・
なぜなら、ほぼすべての授業でライティングの課題が課せられるからです。
基本的な構造は、
Introduction (導入)⇒ Body (本論) ⇒ Conclusion (結論)
先生によっては多少教え方が違うかもですので、あくまでも参考までに。
構成を考えて書き出すーOutline
まず最初にする作業は、上の「導入」「本論」「結論」にそれぞれどんなことを書くかを箇条書きにして、エッセイの大まかな構成を考えていくことです。
先生はこれを毎回必ずするようにと言われましたが、実際のエッセイの試験ではこれを作る時間がありませんでした。
・・・というか、時間内に書き終えることができるかどうかの方が心配で、Outlineを考える前に焦って本文を書き始めてしまうことの方が多かったです(^^;
Introduction (導入)
いわゆる書き出しの1段落目ですが、その一文めが結構大事!
Hook といいます。モノを掛けるフックや釣るという意味と同じ。
要は、読み手の関心をこの一文でギュッとつかむ、興味を釣り上げる、続きを読みたくさせるって感じ。(これが結構難しい!)
問題提起をする場合が多いですが、私の先生は一文めに誰もがやりがちな質問系の文章を持ってくることは完全否定していました。(なんか、文章全体がCheapになるんだとか・・・)
そして、導入部分で最も大事なのが、Theses Statement (論文の要旨・主張)。
導入部分の最後に、自分の最も述べたいことを明確な1つの文章で書きます。
ここで結論を書いてしまうというのが、日本のエッセイの書き方と大きく違うところですよね。
Body (本論)
いよいよ、本文を書いていきます。本論は2~5段落ほど。
導入部分での自分の考えに対して、なぜそのような結論に至ったのかについて詳しく述べていくわけです。
具体的な例を挙げたり、他者の本や論文を引用したり(※引用の表記が必要)して、Theses Statement に対して根拠付けをしていきます。
ここで、大事なテクニックが Thread。文字通り糸のように話をどんどん紡いでいくことです。
例えば、ひとしきり根拠 A について述べた後、次の段落で新たな見解に移る際に、
上記では○○について (A の視点から)~のように述べましたが、(B 的視点)からもみてみると blah blah blah・・・
などという形で書いていくと、突然根拠 B について述べ始めるよりも、次の文章も A とつながってますよ~!というのが読者に伝わり、エッセイに流れが生まれます。
これを結構重要視する元ジャーナリストの先生もおられました。
このように各段落の最初において、この段落ではこんなことについて話しちゃうよ~!と明らかにする必要があって、これを Topic Sentence と言います。(これ大事!)
このように、アメリカのエッセイは常に最初にネタを明かしちゃう!これも国民性⁇ (笑)
そして、反対意見を引用するとさらに内容を深めていくことができることがあります。
Conclusion (結論)
いうまでもなく、自分の意見・主張を改めて述べることで、エッセイを締めくくります。
ここで大事なことは、導入の Theses Statement で述べたことをそのまま繰り返してはいけません。
同じ文言で締めくくってしまったら、もうそれだけでそれまで頑張って書いたエッセイが途端に稚拙な印象に。(๑•́_•̀๑)シュン
言葉や言い回しを巧みに変えて、同じことを言ってるんだけど、読者に「なるほど~!」と言わせるような結末にする必要があります。
同じ語句の多用がないか
エッセイを書く上ででよく先生に注意を受けること、それが同じボキャブラリーを何度も使ってしまうこと。
ボキャ貧な私は、最初よく赤ペンでチェック入れられてました。shock(´口`)↓↓
同義語をググってみるも、限界があり・・・
そこで救世主となったのが、同義語検索サイト『word hippo』(APPあり)です。
必要な単語を入力すると、それはまぁたくさんの、初めて見るような単語までズラ~っと表記されます。
ただ、出てきたどの単語を使ってもいいわけではなく、同じような意味だけどこの単語はめっちゃ学術的とか、こんな状況で使うのは不適切とかいうのがあるので、語句の使用には注意が必要。
今日のまとめ
今日は、英文でのエッセイの書き方を覚えている限り書いてみました。
興味のない人にとってはつまらない内容だったかと思います。sorry(๑°ˊ ᐞ ˋ๑)
ほかにも、文法上のたくさんのルールとか、引用文献の表記の仕方とか、いっぱいあるけど割愛(笑)
今は ChatGPT なるものを使って、学生さんたちはそのアプリでアッという間にエッセイを仕上げてしまうんだとか!
とはいえ、学校のエッセイの試験でさすがに ChatGPT は使えないと思うので、このブログが少しでもお役に立てたらいいなと思います。
私が2年半の学生生活で得た情報は、時代の流れと共に無用の長物になって、そのうち化石と化してしまうかもしれません。
でも、私の記憶・思い出は私の宝物。忘れないうちに、書き留めておきたくて・・・
さて、次は何を書こうかな・・・?
じゃあ、またね👋